現代外国人名録2016 「ヤスミナカドラ」の解説
ヤスミナ カドラ
Yasmina Khadra
- 職業・肩書
- 作家
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1955年
- 出生地
- アルジェリア
- 本名
- ムルセフール,ムハマド
- 受賞
- フランス書店組合賞「テロル」
- 経歴
- アルジェリア軍の将校時代、軍の検閲を逃れるため女性名のペンネームで執筆活動を始め、文学、ミステリーと幅広いジャンルで次々と話題作を発表。イスラムの声を伝える作家として、国際的に高い評価を得、作品は25ケ国で翻訳されたが、2001年自伝を発表し、フランスに亡命するまでその正体は不明だった。2002年発表の「カブールの燕たち」は「サンフランシスコ・クロニクル」ブック・オブ・ザ・イヤーに選出、ダブリン国際文学賞の最終候補にもなった。2005年イスラエルとパレスチナを舞台に、根深い社会問題と夫婦の哀しい愛の姿を描いた作品「テロル」を発表、「フィガロ・マガジン」に絶賛され、フランス書店組合賞を受賞した。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報