やっとな(読み)ヤットナ

デジタル大辞泉 「やっとな」の意味・読み・例文・類語

やっと‐な

[感]動作を始めるときのかけ声。どっこいしょ。
「ちと休んで参らう。―」〈虎寛狂・悪太郎

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「やっとな」の意味・読み・例文・類語

やっと‐な

  1. 〘 感動詞 〙 何か動作をしようとする時に発する声。跳んだりする動作の時に発する掛け声。どっこいしょ。
    1. [初出の実例]「『いよいよぬかれて参たさうな』『やっとな』『やっとな』『何とする』『やっとな』」(出典:虎寛本狂言・末広がり(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android