ヤブレガサウラボシ類(読み)ヤブレガサウラボシるい(その他表記)Dipteridaceae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヤブレガサウラボシ類」の意味・わかりやすい解説

ヤブレガサウラボシ類
ヤブレガサウラボシるい
Dipteridaceae

シダ植物真正シダ目の化石科。この科は葉の形態に特徴があり,二回羽状複葉である Goeppertellaのほか,葉の羽片主軸の頂部で掌状に着生する Thaumatopteris,あるいは主軸の頂部が叉状に2つに分れて生じた2支軸のそれぞれに単羽状に着生するディクチオフィルムClathropterisCamptosorusまたはハウスマンニア Hausmanniaのように葉それ自身が細長いリボン状をなすものもある。三畳紀後期からジュラ紀前期のレート=ライアス植物群を特徴づけている。ハウスマンニアは白亜紀まで生きていた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む