デジタル大辞泉
「主軸」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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しゅ‐じく‥ヂク【主軸】
- 〘 名詞 〙
- ① いくつかの軸のなかで、主要な軸。また、全体の中で重要な位置を占める人や物事。〔鉱物字彙(1890)〕
- [初出の実例]「私がこれまで東京に於いて発表して来た作品を主軸にして」(出典:十五年間(1946)〈太宰治〉)
- ② 二次曲線の対称軸。たとえば、楕円の長軸と短軸。また、二次曲面の対称面の交わりの線。
- ③ 一列に並ぶ光学系でレンズ中心などを連ねた軸。
- ④ 生物学で、軸性をもつ生物体の最も基本的な軸。一般に左右相称の動物では頭から尾の方向、放射相称の動物および植物では体の中央を通る上下方向の軸をいう。
- ⑤ 原動機から直接動力を受ける伝動軸。
- ⑥ 工作機械で主として回転切削運動を行なう軸。一端に工作物または刃物をとりつける装置がある。スピンドル。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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主軸
しゅじく
principal axis
(1) 幾何光学において,光学系は普通は1つの軸に対して回転対称である。この軸のことを主軸,あるいは光軸という。 (2) 二次曲線または二次曲面で,線対称があるとき,その直線を主軸という。 (a) 楕円の主軸 楕円の長軸と短軸を合せて主軸という。 (b) 双曲線の主軸 双曲線の交軸と共役軸を合せて主軸という。 (c) 放物線の主軸 放物線の焦点を通り,準線に垂直な直線を主軸という。 (d) 楕円面の主軸 中心から最遠の点,最近の点を結ぶ直線および両者に直交する直線を主軸という。一般に,2次形式について,座標変換によって対称軸 (主軸) についての標準化が考えられる (→主軸変換 ) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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主軸
シュジク
principal axis
【Ⅰ】結晶軸a,b,cのこと.【Ⅱ】(unique axis):三方,正方,六方晶系では,それぞれ3,4,6回の回転もしくは回反軸(c軸),単斜晶系で2回回転軸または回反軸(従来の習慣では,これをb軸としたが,ほかの晶系と合わせるためc軸とよぶことがすすめられている)をさすことがある.三斜,斜方,および等軸晶系では意味がない.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の主軸の言及
【双曲線】より
…定数を2aとし,線分FF′の長さを2cとするとき,e=c/a(>1)を離心率という。直線FF′を横軸,線分FF′の垂直2等分線を共役軸といい,これらを合わせて主軸という。また,線分FF′の中点を中心という。…
【楕円】より
…直線FF′と,楕円との交点をA,A′とし,中心Oにおいて直線FF′に立てた垂線と楕円との交点をB,B′とするとき,線分AA′は線分BB′より長い。線分AA′を長軸,線分BB′を短軸といい,これらを合わせて主軸という。直線AA′をx軸,直線BB′をy軸にとるとき,上の楕円の方程式は,
となる。…
※「主軸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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