世界大百科事典(旧版)内のヤマショウビンの言及
【アカショウビン(赤翡翠)】より
…曇天や雨の降りそうな日によく鳴くので,この鳥はピョロロロ鳴いて雨乞いをするといわれ,また雨を待ちかねて鳴くともいわれ,水乞鳥,水恋鳥という古名や地方名がある。近縁のヤマショウビンH.pileata(イラスト)は全長約28cm。日本にはおもに旅鳥として渡来するが稀。…
【カワセミ(翡翠)】より
…この科の鳥の大部分は暖帯から熱帯に生息し,とくにアフリカからオーストラリアにかけて多くの種が分布している。日本にはヤマセミ(イラスト),カワセミ,アカショウビン(イラスト)の3種が繁殖し,ヤマショウビンHalcyon pileata(イラスト)とナンヨウショウビンH.chlorisが迷鳥として渡来する。ヤマセミ亜科とカワセミ亜科の鳥は水辺に近いところに生息し,水中に頭から突入して魚,水生昆虫,エビ類などをとって生活している。…
※「ヤマショウビン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」