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長崎県 ながさき

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

長崎県
ながさき

面積 4105.33km2。人口 142万6779(2010)。年降水量 1857.7mm(長崎市)。年平均気温 17.2℃(長崎市)。県庁所在地 長崎市。県木 ツバキヒノキ。県花 ミヤマキリシマウンゼンツツジ)。

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デジタル大辞泉の解説

ながさき‐けん【長崎県】

長崎

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日本の地名がわかる事典の解説

〔長崎県〕長崎〈県〉(ながさき〈けん〉)


九州地方北西部に位置する県。
東の佐賀県に接する以外は海に囲まれる。北松浦(きたまつうら)半島・島原(しまばら)半島などの半島と、壱岐(いき)・対馬(つしま)・五島(ごとう)列島などの島々からなる。古代から大陸との交通の要路に位置し、江戸時代には海外へ開かれた唯一の門戸として繁栄。典型的なリアス式海岸で良港に恵まれ、水産業・造船業が発達し、漁獲量は北海道・宮城県に次いで全国第3位を占める。人口143万1485。面積4105.47km2。人口密度348.68人/km2。管轄市町村は13市8町。県庁所在地は長崎市。県花はウンゼンツツジ。
歴史を見ると、佐世保(させぼ)市の泉福寺(せんぷくじ)洞穴からは、日本最古とされる土器が発掘されている。また、南島原市には国内最大級の支石墓遺跡である縄文時代末期の原山(はらやま)支石墓群がある。先史・古代からチョソン半島(朝鮮半島)や中国大陸と緊密な関係にあり、とくに壱岐・対馬は国防の最前線で、遣隋使(けんずいし)・遣唐使(けんとうし)の寄港地でもあった。平安時代に入ると、その窓口は北松浦半島周辺に移り、同地は中世松浦(まつら)党の根拠地となった。松浦氏は1550年(天文(てんぶん)19)に平戸(ひらど)を開港して南蛮(なんばん)貿易を開始し、続いて大村(おおむら)氏・有馬(ありま)氏も港を開いてポルトガルとの貿易を行い、キリスト教の布教を認めた。九州を平定した豊臣秀吉(とよとみひでよし)はキリスト教禁止令(禁教令)を発し、それに続き江戸幕府もこれを強化したため1637年(寛永(かんえい)14)に島原の乱が勃発(ぼっぱつ)。以降、鎖国政策がとられて長崎の出島(でじま)が全国唯一の貿易地となった。幕末には幕府直轄領である長崎のほか厳原(いづはら)(対馬)・平戸・福江(ふくえ)・大村・島原の5藩と佐賀藩の支藩3藩がおかれていた。1868年(明治元)に長崎府(翌年、長崎県と改称)が設置され、1871年の廃藩置県により設置された4県を、同年11月に長崎県に併合。隣接する伊万里(いまり)・佐賀・三潴(みづま)の3県と分離・統合を繰り返し、1883年に現県域が確定。明治期以降は、長崎・佐世保両市を中心に軍事都市化が進み、1945年(昭和20)8月9日、長崎市に原子爆弾が投下された。
地勢を見ると、肥前・西彼杵(にしそのぎ)・長崎・島原・北松浦の5半島と壱岐・対馬・五島列島など数百の離島からなる。北海道に次ぐ全国第2位の総延長距離をもつ海岸線はほとんどがリアス式海岸で、山地が迫る。平野は大村平野と江戸時代からの干拓で造成された諫早(いさはや)平野のみ。新旧の火山が数多く分布するが、雲仙(うんぜん)岳は今なお活動中で、その主峰の普賢(ふげん)岳は1990年(平成2)11月に噴火し、火砕流によって大きな被害を生じた。気候は、対馬海流の影響により、温暖な海洋性気候を呈する。年降水量はもっとも多い雲仙岳で2400mm以上、少ない離島部で1400~2000mmと地域差が大きいが全般に多雨。台風の通過圏に位置し、梅雨期には集中豪雨に見舞われることも少なくない
産業は、農業では、斜面が多いため水田が少なく、耕地の約53%を畑地が占める。段々畑で栽培されるサツマイモ火山灰地での葉タバコ、島部のミカンのほか、長崎市茂木(もぎ)町を中心とするビワの収穫量は全国一、年2回収穫されるジャガイモは北海道に次ぎ全国第2位の収穫量を誇る。諫早市近郊のショウガ、各地で栽培されるアスパラガスも特産品。壱岐・五島列島・島原半島北部を中心に肉牛が飼育されるほか、近年は養豚も盛ん。また、東シナ海を北上する対馬海流と発達した大陸棚が良質の漁場を形成し、サバ・ブリ類の漁獲量は全国一、アジ・イワシ類も全国有数。長崎港では底引き網漁、県北部の奈良尾(ならお)・生月(いきつき)の港では中・大型巻き網漁、松浦市ではトラフグの養殖が盛ん。有明(ありあけ)海のノリ養殖や大村湾での真珠養殖も有名。工業では、三菱(みつびし)重工業長崎造船所佐世保重工業佐世保造船所を中心とする造船業が長く県の基幹産業だったが、現在では機械・輸送用機器などの業種の伸びが顕著。ほかに、水産物加工や特産の手延そうめんなどの食品工業も盛ん。近年は大村市などに情報通信関連企業やハイテク企業の工場誘致が進む。
観光では、島々が散在する美しい海岸線が多くの景勝地を生み出し、雲仙天草(あまくさ)国立公園・西海(さいかい)国立公園をはじめ、壱岐対馬国定公園・玄海国定公園、6つの県立自然公園を有する。また、大浦天主堂(おおうらてんしゅどう)・キリシタン墓碑、島原の乱の原城跡などキリシタン史跡が各地に分布。平戸オランダ商館跡・出島和蘭(オランダ)商館跡・旧グラバー邸などの文化財も多い。竜踊(じゃおどり)で知られる長崎くんちは全国から多くの観光客を集める。佐世保市には1992年に開業した、オランダの街並みを再現した日本最大級のテーマパークのハウステンボスがあり、経営危機に見舞われながらも、日本人だけでなく韓国・中国・台湾などからも人を集めている。また、長崎くんちで諏訪神社に奉納される長崎くんちの奉納踊をはじめ、壱岐神楽(かぐら)・平戸神楽・平戸のジャンガラ・下崎山(しもざきやま)のヘトマト行事は国の重要無形民俗文化財に指定されている。祭りでは、佐世保市で10月下旬に行われるYOSAKOIさせぼ祭り、長崎市の長崎ランタンフェスティバル・長崎居留地まつり・孔子祭・中国盆・竹ン芸(たけんげい)・長崎ペーロン選手権大会、佐世保市江迎(えむかえ)町の江迎千灯籠まつり、島原市の島原温泉ガマダス花火大会、五島市の福江みなとまつりなど観光行事も多い。
壱岐市
諫早市
雲仙市
大村市
北松浦郡
五島市
西海市
佐世保市
島原市
対馬市
長崎市
西彼杵郡
東彼杵郡
平戸市
松浦市
南島原市
南松浦郡

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