コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

島根県 しまね

3件 の用語解説(島根県の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

島根県
しまね

面積 6707.95km2。人口 71万7397(2010)。年降水量 1787.2mm(松江市)。年平均気温 14.9℃(松江市)。県庁所在地 松江市。県木 クロマツ。県花 ボタン

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

しまね‐けん【島根県】

島根

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本の地名がわかる事典の解説

〔島根県〕島根〈県〉(しまね〈けん〉)


中国地方北西部に位置する県。
東は鳥取県、南は広島県、南西は山口県に接する。北は日本海に面し、沖合の隠岐(おき)諸島を含む。中国山地が大部分を占め、東部には中海(なかうみ)・宍道(しんじ)湖を含む地溝帯がある。農業主体で漁業も盛ん。工業の近代化は遅れたが、山陰自動車道など交通体系の整備やハイテク企業誘致などが進む。出雲(いずも)地方・石見(いわみ)地方・隠岐地方に分かれる。人口71万3056。面積6707.96km2。人口密度106.30人/km2。管轄市町村は8市10町1村。県庁所在地は松江市。県花はボタン
歴史を見ると、出雲地方には稲作が早くから伝播(でんぱ)した。弥生時代の遺跡が多く分布し、斐川(ひかわ)町の荒神谷(こうじんだに)遺跡では大量の青銅器が出土し、雲南(うんなん)市の加茂岩倉(かもいわくら)遺跡では多数の銅鐸(どうたく)が発見されている。古墳も独特のものが多い。『古事記』『日本書紀』『出雲国風土記(いずものくにふどき)』の神話などから、大和朝廷に拮抗(きっこう)する強大な地方勢力が存在したと推定されている。8世紀になると出雲国・石見国・隠岐国が成立。中世、出雲国では尼子(あまこ)氏が勢力を広げたが、戦国時代末期に毛利(もうり)氏が尼子氏を下して出雲・石見・隠岐ほか中国地方一円を支配。隠岐国は「罪人遠流の島」として鎌倉時代には後鳥羽(ごとば)上皇、後醍醐(ごだいご)天皇が配流(はいる)された。江戸時代、出雲国には1638年(寛永(かんえい)15)に松平(まつだいら)氏が入封し、松江(まつえ)藩主として明治維新まで領有。石見銀山をもつ石見国は分割統治された。近世を通じ、和紙・畳表・木綿・薬用ニンジンなど商品生産が発展し、中国山地でのたたら製鉄も最盛期を迎えた。1871年(明治4)に廃藩置県が行われ、4県が成立するが同年中に松江・浜田(はまだ)の2県に統合。隠岐は鳥取県の管轄となる。1876年、島根県に浜田県・鳥取県を統合。1881年には隠岐を除く鳥取県を分離し、現在の県域となった。
地勢を見ると、広島・山口両県境を標高1000~1200m級の中国山地が延び、南西部は高い冠山(かんむりやま)山地をなす。この脊梁(せきりょう)山地の北側は石見高原が階段状に低まり、斐伊(ひい)川・江(ごう)の川・高津(たかつ)川などが北流する。江の川は広島県北部の諸支流を集め、中国山地を横断して日本海に注ぐ。各河川の河口部には大量の土砂が運ばれ、宍道湖岸に沖積平野を形成し、砂州(さす)・砂丘を成長させた。山地と海岸の境界には青野(あおの)山・三瓶(さんべ)山などの火山が噴出。隠岐諸島は第三紀の火山島で平地に乏しい。気候は、東部は日本海岸式気候の山陰型で、冬季には北西の季節風が強く、かなりの積雪量をみる。南西部は北九州地方と同じ九州西岸型気候を呈す。
産業は、農業では、伝統的に水田単作地帯だが、地域の特性を生かした肉牛飼育、ブドウ・柑橘(かんきつ)類やカキ・イチゴ・メロン・花卉(かき)栽培、高冷地野菜の栽培などが行われる。かつて薪炭の生産で知られた林業は、構造不況により停滞。隠岐諸島周辺は日本海屈指の好漁場で、巻き網漁や沖合イカ漁が行われる。浜田港・美保関(みほのせき)港などでは水産加工業も盛ん。アワビ・ワカメ漁などは養殖への転換が進む。宍道湖・中海の内水面漁業は淡水化工事の影響で一時危機に瀕(ひん)したが、工事は2002年(平成14)以降中止された。鉱工業生産は全般に不振で、出荷額でも全国の下位に位置するが、特殊鋼・繊維・パルプ・農機具など第二次世界大戦前から地域に基盤を築いた工業がある。石州瓦(せきしゅうがわら)・雲州(うんしゅう)そろばんに代表される伝統産業は、長年の技術・販路に支えられて健在。
観光では、県全域で自然環境が比較的よく残されており、出雲大社に代表される史跡や神話・伝説にも恵まれ、多くの観光客を魅了する。隠岐諸島・三瓶山島根半島沿岸の一部は大山(だいせん)隠岐国立公園、南東部の中国山地一帯は比婆道後帝釈(ひばどうごたいしゃく)国定公園、南西部の冠山山地は西中国山地国定公園に属する。城下町の松江市や、山陰の小京都とよばれる鹿足郡津和野(つわの)町は独特の風情(ふぜい)を保つ。玉造(たまつくり)温泉など全国的に知られた温泉も多い。2005年に宍道湖と中海がラムサール条約の登録地となり、2007年には大田(おおだ)市の石見銀山が石見銀山遺跡とその文化的景観として世界遺産(文化遺産)に登録された。国の重要無形民俗文化財として、五十猛(いそだけ)のグロ・大元(おおもと)神楽・大土地神楽・佐陀(さだ)神能・津和野弥栄(やさか)神社の鷺舞(さぎまい)のほか、隠岐島には隠岐の田楽と庭の舞・隠岐国分寺蓮華会舞(れんげえまい)の民俗芸能が指定されている。津和野町では江戸時代の行列を再現した奴(やっこ)行列が11月に行われる
飯石郡
出雲市
雲南市
大田市
邑智郡
隠岐郡
鹿足郡
江津市
仁多郡
浜田市
益田市
松江市
安来市

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

島根県の関連キーワード愛媛鳥取大島空港鳥取空港岡山[県]静岡[県]島根[県]鳥取[県]広島[県]神奈川県横浜市青葉区

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

島根県の関連情報