ヤマトウミウシ(その他表記)Homoiodoris japonica

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヤマトウミウシ」の意味・わかりやすい解説

ヤマトウミウシ
Homoiodoris japonica

軟体動物門腹足綱ドーリス科。体長5~7cmで,体はナメクジ様。背面は黒ずんだ黄または緑色の地に暗黒色の小斑が散在しており,多くの球状突起がある。球状突起の先端は暗黒色。足裏は橙黄色。産卵期は3~7月で,黄または橙黄色の数回巻いたリボン状の卵嚢を産む。相模湾以南の本州太平洋岸と,青森県から九州までの日本海岸の潮間帯の岩礫底にすむ。

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