ヤマバク(読み)やまばく(英語表記)mountain tapir

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヤマバク」の意味・わかりやすい解説

ヤマバク
やまばく / 山獏
mountain tapir
[学] Tapirus pinchaque

哺乳(ほにゅう)綱奇蹄(きてい)目バク科の動物。コロンビア、エクアドルペルーのアンデス山地に分布する。体長1.8メートル、体重130~140キログラム。毛が長く柔らかいところからwoolly tapirともいわれる。

[祖谷勝紀]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

小学館の図鑑NEO[新版]動物 「ヤマバク」の解説

ヤマバク
学名:Tapirus pinchaque

種名 / ヤマバク
別名 / アンデスバク
科名 / バク科
解説 / バクの中で最小。体は、黒や赤かっ色の長い毛でおおわれます。
体長 / 1.8m/肩高75~80cm
体重 / 130~140kg
食物 / 木の葉や芽、草、果実
分布 / 南アメリカのアンデス山脈
絶滅危惧種 / ☆

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