ヤモイチウス

最新 地学事典 「ヤモイチウス」の解説

ヤモイチウス

学◆Jamoytius

脊椎動物門無顎綱ヤモイチウス目の体長15cmほどの化石魚類。属名は英国の古魚類学者J.A.Moy-Thomasに由来。スコットランドのシルル紀の海成もしくは汽水成層から産出する。体はW字型の硬い鱗で覆われ,頭部先端に一つの鼻口があり,その後方に一対の眼殻がある。丸い口は下方に開き,その後方側部に10対以上の鰓孔(さいこう)がある。分類学的位置については諸説があるが,系統解析ではカナダのデボン系から産するEuphaneropsとともにヤモイチウス目を構成し,ヤツメウナギ類やAnaspidaの姉妹群とするよりも,ステム顎口類として位置付けられる。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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