精選版 日本国語大辞典 「汽水成層」の意味・読み・例文・類語 きすい‐せいそう【汽水成層】 〘 名詞 〙 海水と淡水が混じり合う地域に堆積(たいせき)した地層。河口、湾、氷河が海に出合う所などにみられる。一般に化石の種類が少なく、同一種の個体数が多いのが特徴。半鹹(かん)半淡層。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「汽水成層」の意味・わかりやすい解説 汽水成層【きすいせいそう】 汽水地域に形成された地層。すなわち三角州,潟などでの堆積層。陸水成層に似て,礫(れき),砂,泥が不規則に混合し,地層の広がりが小さい。クロスラミナ,漣痕(れんこん),乾裂などがしばしば発達する。汽水生の生物化石のほか,陸生・海生生物の化石を交える。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報