ユーテクチック(その他表記)eutectic

翻訳|eutectic

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ユーテクチック」の意味・わかりやすい解説

ユーテクチック
eutectic

一定圧力下で固溶体を含まない2種以上の結晶の集合体から,2種以上の結晶が同時に晶出する溶融現象。一定圧力のもとではこの温度は結晶の集合体に特有な一定の温度をとり,これをユーテクチック温度という。与えられた成分系ではユーテクチック点での結晶の組成は決っており,この組成に対応する結晶の集合体をユーテクチック混合物,各結晶の量比をユーテクチック比という。ユーテクチック現象のある系では,系の温度が十分高いところから冷却されるにつれて,残液の組成はユーテクチック点の組成へ向って変化し,ユーテクチック温度で結晶作用が完了する。逆にこの系の端成分の結晶の任意の混合物を熱していくと,系の温度がユーテクチック温度に達したときに初めて融解が起り,そのときに生じる液体の成分がユーテクチック比に相当するものになる。ギリシア語の eu (よく) と tekein (とける) の合成語に由来した用語共融と訳されることもある。

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