ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ユーヌス・ハン」の意味・わかりやすい解説
ユーヌス・ハン
Yūnus Khān
[没]1487
中央アジア,モグリスタン・ハン国第9代のハン (在位 1462~87) 。父バーイスの死後相続争いに敗れ,ペルシアに逃れたが,1462年東トルキスタンのアクス (阿克蘇)を奪い,72年にはモグリスタン全土の支配者となった。チムール朝の内紛に干渉し,タシケントを占領したが,その国土は次男アフマドをいただき,分裂する傾向があった。ユーヌスの死後長男マフムドが跡を継ぎ,アフマドと分治した。
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