普及版 字通 「ヨ・ふね・なおす」の読み・字形・画数・意味
13画
[字訓] ふね・なおす
[説文解字]
[字形] 形声
声符は余(よ)。〔説文新附〕八下に「(よくわう)、舟の名なり」とあり、〔抱朴子、博喩〕に「鷁首(げきしゆ)」とあって、呪飾をつけた舟をいう。金文の人名にもこの字がみえるが、字の初義は兪(ゆ)と同じで、字は余+舟。手術刀で膿漿(のうしよう)を盤(舟)に移す形である。とは別義。のち兪の初形であることが忘れられ、形声字のが作られたのであろう。
[訓義]
1. ふね。
2. 初形・初義では、なおす。兪の初文。
[熟語]
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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報