よぼ

精選版 日本国語大辞典 「よぼ」の意味・読み・例文・類語

よぼ

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 老人などのよぼよぼしていること。また、そのさまや、その老人。
    1. [初出の実例]「もうかれこれ十六年も前の話ぢゃが、あの頃のフォイヱルマンは素晴しいもんぢゃったが、もうあれも大分よぼぢゃらうな」(出典:望郷(1925)〈池谷信三郎〉緩徐調)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のよぼの言及

【朝鮮語】より

…現在日本語の中の外来語として顔を出す朝鮮語は,チョンガー(総角――朝鮮の結婚前の成人男子の髪型。転じて独身の意),ヨボ(元来,ごく親しい者への呼びかけ),アイゴー(感動詞),チマ,チョゴリ,キムチ,キーセン等々で,その歴史的なかかわりの深さにもかかわらずごく少ない。このことは,日本における朝鮮語が,とりわけ〈併合〉以後,きわめてゆがんだ位置に置かれてきたことの,反映の一つといえよう。…

※「よぼ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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