デジタル大辞泉 「望郷」の意味・読み・例文・類語
ぼう‐きょう〔バウキヤウ〕【望郷】
[補説]作品名別項。→望郷
[類語]追憶・懐旧・懐古・懐かしむ・追想・回想・回顧・記憶・追懐・懐郷・顧みる・振り返る・思い返す・偲ぶ・ノスタルジック・ノスタルジア・郷愁・郷夢・愛郷
ぼうきょう【望郷】[書名・映画・絵画]
《〈フランス〉Pépé le Moko》フランス映画。ジュリアン=デュビビエ監督による1937年公開の白黒作品。アルジェのカスバを舞台に、ジャン=ギャバン演じる悪党ペペ=ル=モコが、故郷フランスを思い起こさせる女性ギャビーに惹かれ、破滅していく姿を描く。
東郷青児による油絵。古代遺跡風の建造物を背景に、目を伏せスカーフをまいた少女が風に吹かれて立つ姿を、グレーを基調として描いたもの。昭和34年(1959)の作品。第5回日本国際美術展に出品し、大衆賞を受賞。東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館蔵。ノスタルジア。
三浦朱門の小説。昭和62年(1987)刊行。