コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

望郷 ボウキョウ

デジタル大辞泉の解説

ぼう‐きょう〔バウキヤウ〕【望郷】

をなつかしく思いやること。懐郷思郷。「望郷の念にかられる」
[補説]書名別項。→望郷

ぼうきょう【望郷】[書名]

池谷信三郎の小説。大正14年(1925)発表。自身のドイツ留学の体験を描き、「時事新報」の懸賞小説に当選、同紙に連載される。
三浦朱門の小説。昭和62年(1987)刊行。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラスの解説

望郷

1993年公開の日本映画。監督:斎藤耕一、原作:窪田操、脚本:松山善三美術:間野重雄。出演:秋月健太郎、田中健、竹下景子細川直美、小松方正、長倉大介、可愛かずみほか。第48回毎日映画コンクール脚本賞、美術賞、男優助演賞(田中健)受賞。

望郷

北方謙三の長編ハードボイルド小説。1990年刊行。老犬シリーズの第3作・完結編。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ぼうきょう【望郷 Pépé le Moko】

フランス映画。1937年製作。《地の果てを行く》(1935),《我等の仲間》(1936)につづくジュリアン・デュビビエ監督作品。パリ警察の元警部の小説をもとにしてアンリ・ジャンソンが脚本を書き,ジャン・ギャバンが主演したデュビビエの代表作の一つ。日本ではとくに人気の高い作品である。 パリからアルジェリアカスバに逃げ込んだギャング,ペペ・ル・モコが,美しいパリ女に出会って望郷の思いに耐えきれず,捕らえられてみずから命を絶つ物語で,当時,スリラーを詩の水準まで引きあげた〈詩的リアリズム〉の作品と評価された。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

ぼうきょう【望郷】

故郷をなつかしく思うこと。懐郷。思郷。 「 -の念」 「 -の思い」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の望郷の言及

【カスバ】より

… 現在では都市の城壁は大半が取りこわされたが,城砦の部分や旧市街はかなり保存されており,チュニスでは官庁街,ラバトやアルジェでは半ばスラム化した住宅街になっている。アルジェのカスバは,映画《望郷》に示されたように,ヨーロッパ人の目からみると犯罪者の巣窟であり,また異国趣味を満足させる観光の対象である。だがアルジェリア人にとっては映画《アルジェの戦い》に示されたように民族運動の拠点になった町であり,またイスラム都市の原型が残された心のふるさとである。…

【ギャバン】より

…フォーリー・ベルジェールのダンサーとなり,ミュージック・ホールやオペレッタに出演したのち,しばらくムーラン・ルージュでミスタンゲットの相手役をつとめる。1930年,映画にデビューし,G.W.パプストの《上から下まで》(1933),ジュリアン・デュビビエの《白き処女地》(1934)で頭角をあらわし,続くデュビビエの《地の果てを行く》(1935),《我等の仲間》《望郷》(ともに1936),ジャン・ルノアールの《どん底》(1936),《大いなる幻影》(1937),マルセル・カルネの《霧の波止場》(1938)など30年代フランス映画の代表的な作品で多彩なヒーロー,あるいはアンチヒーローを演じた。〈ハンサム型〉ではない〈男性的な〉スターとして国際的な人気をよぶ。…

※「望郷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

望郷の関連キーワード青森県三戸郡三戸町梅内シャルル・ドルレアン幼獣マメシバ 望郷篇アンリ ジャンソン望郷の道の物語ペペ・ル・モコベティさんの庭ノスタルジアフランス映画天野美津子大川原莉穂河内喜一朗吉田 冬葉ハウスマン納沙布岬北方謙三亀田東伍野上竜雄河村竜也伊東信吉

今日のキーワード

桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す

《「史記」李将軍伝賛から》桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができる。徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

望郷の関連情報