よよむ

精選版 日本国語大辞典 「よよむ」の意味・読み・例文・類語

よよ・む

〘自マ四〙 曲がる。特に、身体が曲がる。年老いて腰が曲がる。よぼよぼになる。
万葉(8C後)四・七六四「百年(ももとせ)老舌(おいした)出でて与余牟(ヨヨム)とも 吾れはいとはじ恋は益すとも」
[補注]「万葉‐七六四」の例について、老いて歯が抜け、発音が不明瞭になる、ことばがどもる、とする説もあるが、他の例と合わせ考えて身体が曲がるとする説が有力である。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「よよむ」の意味・読み・例文・類語

よよ・む

[動マ四]年老いて腰が曲がる。よぼよぼになる。
百歳ももとせに老い舌出でて―・むともあれはいとはじ恋はすとも」〈・七六四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android