よよむ(読み)ヨヨム

デジタル大辞泉 「よよむ」の意味・読み・例文・類語

よよ・む

[動マ四]年老いて腰が曲がる。よぼよぼになる。
百歳ももとせに老い舌出でて―・むともあれはいとはじ恋はすとも」〈・七六四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「よよむ」の意味・読み・例文・類語

よよ・む

〘自マ四〙 曲がる。特に、身体が曲がる。年老いて腰が曲がる。よぼよぼになる。
万葉(8C後)四・七六四「百年(ももとせ)老舌(おいした)出でて与余牟(ヨヨム)とも 吾れはいとはじ恋は益すとも」
[補注]「万葉‐七六四」の例について、老いて歯が抜け、発音が不明瞭になる、ことばがどもる、とする説もあるが、他の例と合わせ考えて身体が曲がるとする説が有力である。

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