最新 地学事典 「ライン-ヘルシニア帯」の解説
ライン-ヘルシニアたい
ライン-ヘルシニア帯
Rheino-Hercynian zone
F.Kossmat(1927)が区別したバリスカン造山帯の帯状区分の一つ。英国南縁部,アルデンヌ,ライン頁岩山地,ハルツなどを含む地帯。下部古生界の上に重なる厚い,海成,砕屑性のデボン系と下部石炭系(特にKulm)が特徴で,石炭紀後期(アストゥーリア時相)の褶曲で北へ倒れた強い褶曲を示す。ほぼバリスカンの劣地向斜で,広域変成や深成作用はほとんどないが,南縁部ではやや優地向斜的。北はウェストファリア帯,南はサクソ-チューリンゲン帯。
執筆者:山下 昇
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

