日本歴史地名大系 「ラエケイシ」の解説 ラエケイシらえけいし 北海道:後志支庁積丹町ラエケイシ漢字表記地名「来岸」のもととなったアイヌ語に由来する地名。「らいけし」(享保十二年所附)、「ライケシ」(西蝦夷地場所地名等控・東海参譚)、「ライキシ」(「蝦夷日誌」二編)、「ライケウシ」(行程記)、「ラエケイシ」(廻浦日記)、「ラヱキシ」(「シャコタン場所絵図」増田家蔵)などと記される。天保郷帳ではシャコタン持場のうちとしてラヱケウスがある。「東海参譚」に一〇軒(文化三年四月一五日条)、「西蝦夷地日記」に「夷家七軒」とある(文化四年八月二六日条)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by