現代外国人名録2016 「ラシダダティ」の解説
ラシダ ダティ
Rachida Dati
- 職業・肩書
- 政治家 パリ第7区長,欧州議会議員 元フランス法相
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1965年
- 出生地
- ソーヌエロワール県サンレミー
- 学歴
- フランス国立司法学院
- 経歴
- モロッコ移民の父とアルジェリア移民の母の間に生まれ、フランス移民街の典型的な貧困家庭で育つ。16歳の頃から働きながら経済学などを学ぶ。エルフ・アキテーヌ(現・トタル)グループ会計官、フランス国民教育省の法務部門における技術顧問などを歴任。1997〜99年国立司法学院で学び、その後、受任裁判官や検事代理を務めた。2002年ニコラ・サルコジ内相の顧問に就任し、後に軽犯罪防止のための法律プロジェクトを担当。2006年国民運動連合(UMP)に入党し、2007年の大統領選でサルコジ陣営のスポークスマンを務めた。2007年5月法相に就任。アラブ移民2世としてフランス初の主要閣僚となる。2008年3月よりパリ第7区長。2009年6月法相を退任、7月より欧州議会議員兼任。2013年、2014年に行われるパリ市長選への立候補を表明するが、のち撤退。この間、法相在任中に独身ながら妊娠・出産したことで話題を呼んだ。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報