ラシュタット会議(読み)ラシュタットかいぎ(その他表記)Congress of Rastatt

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラシュタット会議」の意味・わかりやすい解説

ラシュタット会議
ラシュタットかいぎ
Congress of Rastatt

フランス革命戦争中のフランスとドイツ諸侯との会議。 1797年 12月から 99年4月にかけて南西ドイツのラシュタットで行われた。カンポフォルミオ条約でライン川左岸を失ったドイツ諸侯は,代償地を右岸に得るための交渉を行なった。駆引きや利害調整で会議は長引き,結局,第2次対仏同盟戦争の開始によってうやむやに終った。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android