1年12か月の最後の月。節は中冬で、冬も大分厳しくなって寒さも加わり、日脚も短くなって暮れやすく、22、23日ごろには昼がもっとも短く夜がいちばん長い日、冬至がやってくる。陰暦12月は師走(しわす)ともいい、晩冬の節で、冬も最盛期を迎えるとともに、慌ただしく人々が往来する年の暮れがやってくる。1年の終わりの月であるため、極月(ごくげつ)の称があり、師走の称は陽暦の12月の異称としても習慣的に用いられるが、これは、このことばが年末の激しい人事往来を連想させる語感をもっていることによるようである。この月の晦日(みそか)は1年最後の日たる大晦日で、この日の夜はとくに除夜とよんで、寺院では百八つの鐘をつき、家々では年越しそばといってそばを食う習慣などがある。
[宇田敏彦]
ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...