ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラジン市」の意味・わかりやすい解説 ラジン(羅津)〔市〕ラジンRajin 北朝鮮,ハムギョンプク (咸鏡北) 道の北東部にあり,日本海に臨む港市。 1967年市制。湾口を島嶼に守られたラジン湾の湾奥にあり,水深の大きい不凍港を擁する。 1932年開港し,吉会鉄道の開通によって,トゥマン (豆満) 江流域を後背地とする商港,漁港となった。近海はスケトウダラ,マダラの好漁場で,ナマコ,コンブの水揚げも多い。水産品加工と漁船の修理,建造も盛ん。ピョンラ (平羅) 鉄道が通る。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by