ラスタット(読み)らすたっと(その他表記)Rastatt

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ラスタット」の意味・わかりやすい解説

ラスタット
らすたっと
Rastatt

ドイツ南西部、バーデン・ウュルテンベルク州の都市。ラシュタットともいう。人口4万5700(2000)。ライン川右岸の河谷平野を流れるムルグ川の河畔にある。バーデン辺境伯の居地(1705~71)で、ベルサイユ宮殿を模した旧城館に歴史博物館、軍事博物館がある。スペイン継承戦争講和ラスタット条約」の締結地。ドイツ三月革命のバーデン蜂起(ほうき)(1849)の中心地で、ドイツにおける自由運動の故地である。

[朝野洋一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む