ラスタット(読み)らすたっと(その他表記)Rastatt

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ラスタット」の意味・わかりやすい解説

ラスタット
らすたっと
Rastatt

ドイツ南西部、バーデン・ウュルテンベルク州の都市。ラシュタットともいう。人口4万5700(2000)。ライン川右岸の河谷平野を流れるムルグ川の河畔にある。バーデン辺境伯の居地(1705~71)で、ベルサイユ宮殿を模した旧城館に歴史博物館、軍事博物館がある。スペイン継承戦争講和ラスタット条約」の締結地。ドイツ三月革命のバーデン蜂起(ほうき)(1849)の中心地で、ドイツにおける自由運動の故地である。

[朝野洋一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む