ラッセル家(読み)ラッセルけ(その他表記)Russells

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラッセル家」の意味・わかりやすい解説

ラッセル家
ラッセルけ
Russells

イギリスの貴族の家系。元来はドーセットシャーが本拠地。スティーブン・ラッセル (1438頃没) に始り,その子ヘンリー (63頃没) のとき紋章を得た。3代目のジョン (86頃~1555) はベッドフォードシャーのウーバーンに所領を授けられて初代ベッドフォード伯になり,その曾孫フランシスの子ウィリアム (1616~1700) は初代ベッドフォード公になった (→ベッドフォード〈伯・公家〉 ) 。初代公の甥エドワード (1653~1727) は名誉革命に際してオランニェ公ウィレム (のちのウィリアム3世 ) への招請状に署名した一人で,ウィリアム3世の治世には海軍軍人として活躍,1692年ラ・ウーグ海戦でフランス艦隊を撃破し,97年オーフォード伯に叙せられた。初代公の3男は W.ラッセル卿で,ライ・ハウス事件に連座して処刑された。ホイッグ党の政治家で首相になった J.ラッセルは6代ベッドフォード公の第3子で,初代ラッセル伯になった。その孫の3代伯が哲学者の B.ラッセルである。

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