ラテン詞華集(読み)ラテンしかしゅう(その他表記)Anthologia Latina

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラテン詞華集」の意味・わかりやすい解説

ラテン詞華集
ラテンしかしゅう
Anthologia Latina

1世紀から6世紀にわたって活躍したラテン詩の群小詩人たちの長短さまざまの詩形による作品を集めたもので,ワンダル王朝期のアフリカで編集されたのち,今日に伝わっている。無名詩人の作品も多いが,なかにはホシディウス・ゲタとかチベリアヌスのように比較的名の知れた詩人の作も含まれている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android