ラピタン型鉄鉱層(読み)ラピタンがたてっこうそう

最新 地学事典 「ラピタン型鉄鉱層」の解説

ラピタンがたてっこうそう
ラピタン型鉄鉱層

Rapitan type iron formation

新原生代のTonianの後半,7.55〜7.3億年前に堆積したRapitan層群中の鉄鉱層で,カナダ西部のマッケンジー山脈のレッドストーン─マウンテンリバー地域が模式地。この時期,世界中に氷河性堆積物(ドロップストーン)とともに分布しており(例えば,ブラジルのウルクム鉱山),縞状の赤鉄鉱とチャートラミナをもつ。全球凍結時に海洋に蓄積された鉄が,全球凍結終了により大気から酸素が供給されて酸化鉄が堆積した。この時代はロディニア超大陸の分裂期にあたり,火山活動を伴うリフト帯の大陸斜面に広く分布する。同時代の,氷河堆積物のないアラビア・ヌビア地域でも報告されている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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