最新 地学事典 「ロディニア超大陸」の解説
ロディニアちょうたいりく
ロディニア超大陸
Rodinia supercontinent
約11~8億年前の中~新原生代に存在していたとされる超大陸。ロシア語で故郷を意味する「ロージナ」に基づいて,M.A.S.McMenamin et al. (1990)命名。P.F.Hoffman(1991)が全体像を示した。この時代には,北アメリカのグレンビル造山運動,アフリカのキバラン・イルマイデ造山運動,西ヨーロッパのダルスランド造山運動のような,大規模かつ長期間にわたる造山運動が世界各地で生じ,それに伴う大陸衝突によって形成された。グレンビル造山運動は,ローレンシア大陸とアマゾニアン大陸の衝突部分にあたる。超大陸ロディニアの反対側にある超海洋は「ミロビア(Mirovia)」と呼ばれる。約8~7億年前に分裂し,その断片がゴンドワナ大陸とパンノティア超大陸を形成した。
執筆者:清川 昌一・角替 敏昭
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

