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大陸斜面 たいりくしゃめん continental slope

翻訳|continental slope

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大陸斜面
たいりくしゃめん
continental slope

陸棚斜面,大陸棚斜面ともいう。大陸棚の外縁から数度 (3~6°) のやや急な傾斜をもって大洋底に達するまでの海底地形。深さは約 200~3000m。大陸斜面は汎世界的に認められる海底地形で,斜面には海底谷や海段が発達することが多い。

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知恵蔵2015の解説

大陸斜面

大陸棚の外縁から深海底までの、大規模な斜面の総称。平均傾斜は約6度だが、起伏に富み、鉛直に近い崖や平坦面が見られる場所もある。太平洋の大部分ではその下部は海溝で区切られ、大西洋の両縁では次第に勾配が緩くなり、深海底に続く。この傾斜の緩い部分をコンチネンタルライズという。地殻構造上は、海溝底またはコンチネンタルライズの裾が海と陸の境界。ここより陸側(大陸縁辺部)の地殻は大陸性。

(小林和男 東京大学名誉教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

たいりく‐しゃめん【大陸斜面】

大陸棚の外縁から大洋底に続く、やや急傾斜の斜面。水深約200~3000メートルの地域。場所によっては海溝へと続く。

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大辞林 第三版の解説

たいりくしゃめん【大陸斜面】

大陸棚と大洋底の間にある、やや傾斜の急な斜面。水深約200~3000メートルに及ぶ地域。その傾斜は2~5度程度。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

大陸斜面
たいりくしゃめん
continental slope

大陸棚の外縁から沖に向かって、深海底につながる傾斜面。一般に、褶曲(しゅうきょく)海岸の沖合いでは傾斜が大きく、平均で5度40分、河口の沖合いで小さく、平均で1度20分、世界の平均傾斜は4度7分といわれている。チリのサンティアゴの沖合いでは、大陸棚からバートレット・トラフまで比高6000メートルを、45度近い傾斜で一気に落ち込んでいるから、陸上では想像もつかない大景観である。大陸斜面は、構造的には大陸と海洋との境界部とされてきた。国連海洋法条約では、開発に際し主権の及ぶ大陸棚の範囲、つまり経済的な陸と海との境界は、大陸斜面の脚部(大陸斜面の傾斜がもっとも大きく変化する地点)を基準としている。[安井 正・佐伯理郎]
『星野通平著「大陸斜面」(岩下光男ほか編『海洋科学基礎講座8 深海地質学』所収・1970・東海大学出版会) ▽山田梅芳ほか著『東シナ海大陸斜面未利用資源調査』(1991・西海区水産研究所) ▽三沢良文著『Suruga Bay, Japan――Marine Geology』(2000・東海大学出版会)』

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世界大百科事典内の大陸斜面の言及

【海】より

…一般に海面から約200mの深さまでは陸地の延長とみられ,大陸棚と呼ばれる(図2)。ここから約4000mまでの深さの海底の占める面積は小さく,その傾斜は急で,これを大陸斜面という。しかし,約4000mから約6000mまでの海底の占める面積はきわめて広大で,全地球の面積の半分を占めており,これが深海底の部分である。…

【海底地形】より


[大陸縁辺部]
 大陸(または島)の周辺には浅く平たんな海底があり,その外縁で急に傾斜を増大し深海に達している。この平たん部が大陸棚,急斜面が大陸斜面,傾斜変化部が大陸棚外縁である。大陸斜面下部には大陸性堆積物が大洋底に向かって広がっている階段状あるいは緩斜面の地形があり,コンチネンタルライズといわれる。…

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