ラ・マルシュ(その他表記)La Marche, Olivier de

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラ・マルシュ」の意味・わかりやすい解説

ラ・マルシュ
La Marche, Olivier de

[生]1426頃.ディジョン近郊ラマルシュ
[没]1502.2.1. ブリュッセル
フランスの年代記史家,詩人。ブルゴーニュ公シャルル (豪胆公)の小姓となり,終生ブルゴーニュ家に仕えた。 1465年モンレリーの戦いの功で騎士に叙せられ,68年シャルルがペロンヌでフランス王ルイ 11世と交渉にあたったとき随行した。 77年シャルルの戦死後ナンシーで捕虜となり,その後シャルルのひとり娘マリ (→マリア) とその夫で神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世に仕えた。この間ブルターニュ,イングランド,スイス,ミラノに外交使節として渡った。ブルゴーニュ家を宣揚した『回想録』 Mémoiresを残している。

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