ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラムスアウアー効果」の意味・わかりやすい解説 ラムスアウアー効果ラムスアウアーこうかRamsauer effect 気体分子による電子の散乱断面積が電子のエネルギーによって著しく変化する現象。 1914年ドイツの物理学者 C.ラムスアウアーが見出した。十分強い引力ポテンシャルによる散乱を量子力学的に扱うとき,動径方向に波が引込まれて位相のずれが 180°に近くなるために起る。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by