ラムセス9世(読み)ラムセスきゅうせい(その他表記)Ramses IX; Ramesses IX

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラムセス9世」の意味・わかりやすい解説

ラムセス9世
ラムセスきゅうせい
Ramses IX; Ramesses IX

古代エジプト第 20王朝9代目の王 (在位前 1140~前 1121) 。ラメッセス9世とも呼ばれる。王の治世は多くの問題を抱え,高級神官アメンホテプが強大な実権を握り,穀物価格は高騰を続けた。さらに治世8年目頃からリビア人の侵入によってテーベも脅かされた。神殿を建造する者たちのサボタージュ,組織的な墓地盗掘が横行し,セティ1世ラムセス2世の墓さえ盗掘された。しかしヌビア地方はまだ支配下にあった。

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