ランプン族(読み)ランプンぞく(その他表記)Lampung

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ランプン族」の意味・わかりやすい解説

ランプン族
ランプンぞく
Lampung

インドネシアスマトラ島最南部に居住する民族の総称。スマトラの先住民アブン族,アブン族とジャワ族移民の混血プビアン,ミナンカバウ族移民の子孫パミンギーから成る。総人口約 66万 (1980年代) 。焼畑耕作による陸稲とコショウ栽培が主生業で,アブン族は漁労も行う。アブン族とプビアンの社会の基本単位は父系単系出自集団である。イスラム教を受容したが,表面的な信仰にとどまり,かつては首狩り,奴隷の供犠などの儀礼が行われていたといわれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む