ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ランベス」の意味・わかりやすい解説 ランベスLambeth イギリス,イングランド南東部,グレーターロンドンを構成する 33地区の一つ。内部ロンドンに属する区で,テムズ川を挟んでロンドン市(シティ)の南南西に位置する。18世紀頃までは北部のテムズ川沿岸にわずかな人が住んでいたにすぎないが,17世紀以降の工業の発展につれてしだいに人口が増加し,その後河岸部では商業も盛んになった。今日も商業活動が活発であるが,おもに住宅地区となっている。区内にはカンタベリー大主教の住むランベス宮殿,クリケット競技場として有名なオーバルや,ロイヤル・フェスティバル・ホール,ナショナル・シアターなどがある。交通の中心地で,北部に大ターミナル駅であるウォータールー駅がある。面積 27km2。人口 26万6169(2001)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by