共同通信ニュース用語解説 「ラーフェンスブリュック」の解説
ラーフェンスブリュック強制収容所
ドイツの首都ベルリンの北約80キロにあったナチスの女性収容所。抵抗運動参加者や共産主義者、売春婦、ユダヤ人ら30カ国以上の女性を収容したほか、3300人以上の女性看守が養成された。第2次大戦末期の1945年4月、ナチス親衛隊は敵のソ連軍の接近を受け、収容者2万人以上を徒歩で移動させた。落後者は射殺される「死の行進」だった。ソ連軍は同30日、収容所に入り、病気で置き去りの収容者約2千人を発見。親衛隊員や看守は立ち去っていた。(フュルステンベルク共同)
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