山川 世界史小辞典 改訂新版 「リグデン・ハーン」の解説
リグデン・ハーン
Lingden Khaan 林丹汗
1592~1634(在位1603~34)
モンゴル最後の大ハーン。ハラチン,トゥメト両部を滅ぼし,オルドス部を従えて内モンゴル統一を企てたが,後金(こうきん)の太宗(ホンタイジ)に敗れ,青海へ逃れる途中病死した。チベット仏教の信者として『大蔵経』(だいぞうきょう)の翻訳事業を起こした。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報