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後金 こうきん Hou-jin; Hou-chin

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

後金
こうきん
Hou-jin; Hou-chin

中国,清朝の建国当初の国号。満州語では国をアイシン・グルン Aisin Gurunと称する。女直 (→女真 ) の統一をほぼなしとげたヌルハチ (奴児哈赤) は,万暦 44 (1616) 年にハン (汗) 位についた。

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デジタル大辞泉の解説

あと‐きん【後金】

品物を受け取ったあとで代金を支払うこと。⇔前金(まえきん)
代金のうち、手付け金や内金(うちきん)を払った残りの金。残金。あとがね。

こう‐きん【後金】

中国、の建国時の国号。1616年、女真(じょしん)族の首長ヌルハチ太祖)が建国。都は興京。1636年、2代太宗によって清と改称。

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百科事典マイペディアの解説

後金【こうきん】

中国の王朝名。清朝の前身。女真族を統一したヌルハチは,1616年帝位につき,国号をアイシン(金)と称した。同じ女真族のにならったものである。よって後金と呼ばれる
→関連項目万暦帝ホンタイジ(皇太極)

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世界大百科事典 第2版の解説

こうきん【後金 Hòu Jīn】

の太祖ヌルハチの建てた国。ヌルハチは建州女真族の名家の出であったが,その25歳の1583年に祖父と父とを明軍に誤って殺されたのを機に,わずかの手勢をもって自立して女真族の統一事業に乗り出した。88年までに建州女真族の統一を達成したが,その間87年に本拠地の蘇子河畔にフェアラ城(今の遼寧省新賓県旧老城にあたる)を築いた。いっぽう明朝に対してはつとに恭順の態度をとって和好をつづけ,89年(万暦17)明から都督僉事(せんじ)に任ぜられ,95年には竜虎将軍に封ぜられた。

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大辞林 第三版の解説

あとがね【後金】

あときん【後金】

契約の金額のうち、一部を支払った残りの金額。残金。あとがね。 ↔ 内金うちきん
代金の支払いをあとですること。また、その金。

こうきん【後金】

しん朝初期の国号。1616年、ヌルハチ(太祖)が女真族を統一して建国。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

後金
こうきん

中国、清(しん)朝建国以前(1616~36年の間)の国号。建州左衛(けんしゅうさえい)出身の太祖ヌルハチは女直(じょちょく)(女真(じょしん))民族の統合に伴い、1616年に八旗の諸貴族、大臣に推されて、スレ・ゲンギエン・ハン(聡明(そうめい)なる汗)の尊号を受けてハンの位についた。のちになって編纂(へんさん)された『満州実録』(清朝の官撰(かんせん)歴史書)では、このときを後金国(金朝の後継王朝という意)の建国、天命元年としている。当時、女直民族統合国家の名称としてはマンジュ国があり、一方、対外的には、明(みん)や朝鮮に対して、金(アイシン)、後金国が使われていた。後金は2代太宗ホンタイジの1636年、満州・蒙古(もうこ)・漢人を支配する中央集権的な国家への転換期に「大清」の国号に変わった。[細谷良夫]

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世界大百科事典内の後金の言及

【清】より

…1616‐1912年。はじめ国号を後金と称し,1636年(崇徳1)に清と改めた。東北を統一した後,44年(順治1)長城を越えて中国本土に入って国都を瀋陽から北京にうつし,明朝滅亡の後を継いで全中国を統治する征服王朝となった。…

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