リスカム山(読み)リスカムサン

デジタル大辞泉 「リスカム山」の意味・読み・例文・類語

リスカム‐さん【リスカム山】

Liskammイタリアスイス国境にあるワリスアルプス高峰東峰(標高4527メートル)、西峰(標高4479メートル)の二峰からなる。東峰は1861年、英国のJ=ハーディら、西峰は1864年、L=スティーブンらが初登頂に成功。高度差1000メートルの北東壁が有名。稜線上に巨大な雪庇せっぴが発達しやすく、雪崩が多い山としても知られる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「リスカム山」の意味・わかりやすい解説

リスカム山
りすかむさん
Lyskamm

ヨーロッパアルプス中部、スイス・イタリア国境、ワリス・アルプスの高峰。東峰4527メートル、西峰4480メートル。北東壁は高度差1000メートルもあり、アルプスでもっとも美しい氷壁といわれる。東峰は1861年イギリスのJ・F・ハーディらによって、西峰は1864年L・スティーブンらにより初登頂された。

[徳久球雄]


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