リターニー川(その他表記)al-Līṭānī

改訂新版 世界大百科事典 「リターニー川」の意味・わかりやすい解説

リターニー[川]
al-Līṭānī

レバノン南部を流れる川。カースミーヤal-Qāsmīya川とも呼ばれ,古くはレオンテスLeontēs川の名もある。ベカー高原のバールベク付近を水源とし南下してのち西に向かい,スール付近で地中海に注ぐ。全長140kmほどしかないが,レバノンでは最長の川で流域のすべてがレバノン領であるところから,中東では国際水利問題と関係のない川として珍しい。1970年代から南部レバノンにパレスティナ解放運動の武装闘争拠点ができてから,イスラエルはリターニー川までを国防上の危険地帯とみなしたことで注目を浴びるようにもなった。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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