リュウキュウツバメ(読み)りゅうきゅうつばめ(その他表記)Pacific swallow

日本大百科全書(ニッポニカ) 「リュウキュウツバメ」の意味・わかりやすい解説

リュウキュウツバメ
りゅうきゅうつばめ / 琉球燕
Pacific swallow
[学] Hirundo tahitica

鳥綱スズメ目ツバメ科の鳥。同科ツバメ属30種中の1種。全長約13センチメートル。頭、背面光沢ある藍(らん)黒色下面褐色。静止した姿での翼の先端は、尾の先に出る。

[坂根 干]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

小学館の図鑑NEO[新版]鳥 「リュウキュウツバメ」の解説

リュウキュウツバメ
学名:Hirundo tahitica

種名 / リュウキュウツバメ
目名科名 / ツバメ科
解説 / 東南アジアや、太平洋島々に広く分布します。橋の下や建物などに、ツバメに似た巣をつくります。わたりをしません。
全長 / 13cm
食物 / 昆虫
分布 / 奄美大島以南にすむ留鳥
環境 / 市街地、農耕地
鳴声 / チュビチュビチュビーッ

出典 小学館の図鑑NEO[新版]鳥小学館の図鑑NEO[新版]鳥について 情報

世界大百科事典(旧版)内のリュウキュウツバメの言及

【ツバメ(燕∥玄鳥)】より

…繁殖習性はさまざまなタイプがある。日本には,ツバメのほか,リュウキュウツバメ,コシアカツバメ(イラスト),ショウドウツバメ(イラスト),イワツバメ(イラスト)が分布している。リュウキュウツバメH.tahiticaはインド,東南アジアから南太平洋のタヒチ島まで分布し,日本では留鳥または夏鳥として沖縄諸島および奄美大島で繁殖している。…

※「リュウキュウツバメ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む