現代外国人名録2016 「リュドミラウリツカヤ」の解説
リュドミラ ウリツカヤ
Liudmila Ulitskaia
- 職業・肩書
- 作家
- 国籍
- ロシア
- 生年月日
- 1943年
- 出生地
- ソ連ロシア共和国バシキール自治共和国(ロシア・バシキール共和国)
- 学歴
- モスクワ大学(遺伝学)〔1967年〕卒
- 受賞
- メディシス賞(外国文学部門,1996年度)「ソーネチカ」,ジュゼッペ・アツェルビ賞(1998年度)「ソーネチカ」,ロシア・ブッカー賞(第10回,2001年度)「クコツキー家の人びと」,ロシア最優秀小説賞〔2004年〕「敬具シューリク拝」,グリンザーネ・カヴール賞(イタリア)〔2008年〕「敬具シューリク拝」,ボリシャヤ・クニーガ賞〔2007年〕「通訳ダニエル・シュタイン」,アレクサンドル・メーニ賞(ドイツ)〔2008年〕「通訳ダニエル・シュタイン」,シモーヌ・ド・ボーヴォワール賞〔2011年〕
- 経歴
- ロシアよりフランスやドイツなどで評価が先行し、1992年に雑誌に発表した「ソーネチカ」がフランスのメディシス賞とイタリアのジュゼッペ・アツェルビ賞を受賞、’93年ロシア・ブッカー賞の最終候補作に選ばれて国内でも注目を浴びる。2001年、時代に翻弄され崩壊していく家族の姿を描いた「クコツキー家の人びと」(邦訳「クコツキイの症例」)で女性として初めてロシア・ブッカー賞を受賞。他の作品に「メデヤと子供たち」「敬具シューリク拝」(2004年)、「それぞれの少女時代」、「通訳ダニエル・シュタイン」(2006年)、「緑の天幕」「女が嘘をつくとき」などがある。現在、ロシアで最も人気のある作家の一人。2009年11月来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報