最新 地学事典 「リル」の解説
リル
rille
両側が急斜面で平らな底をもつ月面の細長い谷。構造性の谷(地溝)と溶岩の下方侵食による谷(蛇行谷)がある。月では谷の固有名の前にRima(単)またはRimae(複)をつけて呼ぶ。
執筆者:白尾 元理
参照項目:蛇行谷
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
rille
両側が急斜面で平らな底をもつ月面の細長い谷。構造性の谷(地溝)と溶岩の下方侵食による谷(蛇行谷)がある。月では谷の固有名の前にRima(単)またはRimae(複)をつけて呼ぶ。
執筆者:白尾 元理
参照項目:蛇行谷
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
…斜面に降った雨は流下する途中でわずかな凹地に集中し,無数の流れの筋をつくる。この筋は細溝(さいこう)(リルrill)と呼ばれ,雨のたびに水が集中して深く削られ,急な谷壁を持つV字型の小谷が形成される。さらに谷頭浸食も加わって,谷の長さも大きくなる。…
…雨食rain washは雨水が直接に土地を削り取る作用で雨洗ともいう。雨食には降雨が衝突して土を動かす雨滴浸食splash erosion,雨水が地表を流れて細流(リルrill)となり,土粒が動かされて地面に浅いくぼみがつく細流浸食(rill erosionリル・エロージョン),幾多の細流が地面を覆って広がる布状洪水sheet floodによって土地が全体的に浅く削られる布状浸食sheet erosion,さらに細流が集中して雨裂(雨溝,ガリーgully)を刻むガリー浸食gully erosionが含まれる。雨食が目だって作用するのは火山麓のような緩傾斜面や大陸台地のような平たん面や段丘面などであり,河川の谷頭よりも相対的に上位にあたる場所におこる。…
…なかでもアイルランドの祖先といわれるマイリージアに敗れたトゥアハ・デ・ダナーンTuatha Dé Danann(女神ダヌーの種族の意)がしだいに神格化されていった。ダヌーDanuは豊饒と富の女神,ルーLughは太陽・光・知恵の神,リルLirは息子マナナンMananannと共に海の神であり常若(とこわか)の国の王である。またダグザDagdaは大地の神であり,オグマOgmaは雄弁・詩歌の神で,ケルト最古の文字オガム(オガム文字)の発明者とされ,エーンガス・オグAngus Ogは美・若さ・愛の神で,ヌアザNuadaは戦いの神でありモリガンMorriganは死と血を求め戦場を飛び回る戦いの女神とされ,これらの神々にまつわる話がさまざまに伝えられている。…
※「リル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...