岩石学辞典 「リンジャイト」の解説 リンジャイト 長石を含むエジリン─カーボナタイトである.中粒またはペグマタイト状のカーボナタイトで,方解石(40~70%),エジリン,マイクロパーサイトからなる岩石である[Brögger : 1921].フエン岩と炭酸塩マグマの混成作用により形成されたという意見がある,エッケルマンはフェン─ツヴェイタセン岩(tveitasite)とソーヴ岩が混合したもので,この名称は不適当であるとし,ソーヴ岩質フェン岩(sovitic fenite)と再命名した[Eckermann : 1948].ノルウェー,フェン(Fen)地方のリングセヴジャ(Ringsevja)に因む. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報