りんぼう

精選版 日本国語大辞典 「りんぼう」の意味・読み・例文・類語

りんぼう

  1. 〘 名詞 〙 麻緒、またはシュロの芯に細く裂いた竹皮を巻いた鼻緒数寄屋下駄や勝手用下駄に用いた。江戸末期からの呼び名。よりんぼう。散緒(ばらお)
    1. [初出の実例]「表向をりんばうの鼻緒と見せて、内証は随分福草履の癖に」(出典:滑稽本・人心覗機関後編(1848)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android