現代外国人名録2016 「ルイスイグナロ」の解説
ルイス イグナロ
Louis J. Ignarro
- 職業・肩書
- 薬理学者 カリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部教授
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1941年5月31日
- 出生地
- ニューヨーク市ブルックリン
- 学歴
- コロンビア大学〔1962年〕卒,ミネソタ大学
- 学位
- 博士号(薬理学,ミネソタ大学)〔1966年〕
- 資格
- 米国科学アカデミー会員〔1999年〕, 米国芸術科学アカデミー会員〔1999年〕
- 受賞
- ノーベル医学生理学賞〔1998年〕,シバ賞〔1995年〕
- 経歴
- 米国国立衛生研究所、ガイギー製薬研究員を経て、1979〜85年チュレーン大学薬学部教授、’85年よりカリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部教授。’86年血管内皮細胞が作る、血管を拡張させる分子・EDRF(血管内皮細胞由来弛緩因子)が一酸化窒素であることを突き止める。この発見は男性の性的不能治療薬“バイアグラ”の開発の基礎ともなった。’98年一酸化窒素が心臓血管系で気体の状態で信号を伝える情報伝達分子として働いていることを発見した業績により、ロバート・ファーチゴット博士、フェリド・ロマノ博士と共にノーベル医学生理学賞を受賞。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報