現代外国人名録2016 の解説
ルイス・フェリペ スコラーリ
Luiz Felipe Scolari
- 職業・肩書
- サッカー監督(広州恒大) 元サッカー・ブラジル代表監督・ポルトガル代表監督
- 国籍
- ブラジル
- 生年月日
- 1948年11月9日
- 出生地
- リオグランデ・ド・スル州パッソ・フンド
- 学歴
- IPA(フィジカル高等学校)フットボール専門科卒
- 経歴
- リオグランデ・ド・スル州の無名クラブでDFとしてプレー。1982年ブラジルのジュベントージ監督となり、体育教師からプロサッカーの監督に転身。’87年同州選手権でグレミオを優勝に導き、一躍脚光を浴びる。’90年からクウェート代表監督になり、同年ガルフカップで優勝。’93年再びグレミオを指揮し、’95年南米クラブ選手権で優勝、トヨタカップ準優勝。’96年ブラジル全国選手権で優勝。’97年Jリーグのジュビロ磐田の監督に就任するが、6月退団し、ブラジルのパルメイラス監督となる。’99年コパ・リベルタドーレス優勝に導き、初の南米クラブ王者となった。2000年下期よりクルゼイロを指揮。2001年6月解任されたレオン監督にかわり、ブラジル代表監督に就任。的確な指示で個性派集団をまとめ上げ、2002年W杯日韓共催大会優勝に導いた。同年8月辞任。11月ポルトガル代表監督に就任し、2006年W杯ドイツ大会を指揮。決勝トーナメントの対フランス戦で敗れ、2002年の日韓大会でブラジルを7戦全勝に導いた時から続いていたW杯無敗記録が12試合で止まった。その後、2008〜2009年2月イングランド・プレミアリーグのチェルシー監督、2009年6月〜2010年5月ウズベキスタン・FCブニョドコル監督を経て、2010年7月パルメイラス監督に復帰。2012年11月ブラジル代表監督に再任。2014年自国開催のW杯は準決勝で優勝したドイツに大敗し、大会後退任。のちグレミオを経て、2015年中国の広州恒大を指揮。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報