アメリカのカリフォルニア州ナパにあるワイナリー。1880年に設立されたナパバレーで最も古いワイナリー「イングルヌック」の畑の一部を、『ゴッドファーザー』などの名作で知られる映画監督、フランシス・コッポラが1975年に購入して、ワイン造りが始まった。フラッグシップのワインはワイナリー名ともなっている「ルビコン」で、英語で「背水の陣」を表す「The crossing of the Rubicon」(ルビコン川を渡る)」にちなんで名づけられた。有機農法を取り入れて畑を小ロットごとに管理し、醸造方法には伝統的な技法を用いるなど徹底したワイン造りによって、オーパスワンやドミナスなどと並ぶ、カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンを代表するワイナリーである。