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背水 ハイスイ

世界大百科事典 第2版の解説

はいすい【背水 backwater】

河川や路において流れが常流の場合,川底が突出していたり滝のように急な段差があったり,あるいは川幅などが急変し断面が大きく変化しているとき,急変している部分から上流の水面の縦断形状は,これらがない場合に比べ大きく変化する(図)。このときの変化した水面の状態を水という。ここで常流とは,水深が限界水深(流量一定で比エネルギーが最小,あるいは比エネルギーが一定で流量が最大のときの水深)より大きい流れのことである。

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大辞林 第三版の解説

はいすい【背水】

川や湖などを背にすること。 「韓信が囊砂のうしや、-の謀りごと/太平記 19

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

背水
はいすい
backwater

開水路の流れで構造物や水路の断面形状、勾配の変化などによる水位変化の影響が上流に及ぶこと。背水は流れが常流(じょうりゅう)の場合に生ずる。水位変化の影響が及ぶ範囲を背水区間という。ダムや堰(せき)などによる水位上昇で背水区間の水位が上昇することを堰上げ背水backwaterといい、床固(とこがた)めなどによる水位低下で背水区間の水位が低下することを低下背水drawdownという。背水がbackwaterの訳語として用いられるときは堰上げ背水を意味し、ダムや堰でせき上げられる水を意味することもある。川 登]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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