日本大百科全書(ニッポニカ) の解説
レオナルド・ダ・ビンチ・ディ・フィウミチーノ空港
れおなるどだびんちでぃふぃうみちーのくうこう
Aeroporto Leonardo da Vinci di Fiumicino
イタリアの首都ローマの国際空港。略してフィウミチーノ空港ともいう。同市都心部の南西約25キロメートル、テベレ川右岸のフィウミチーノに位置する。長さ3900メートル2本と、3600メートル、3309メートル各1本の合計4本の滑走路をもつ。2009年の年間発着回数は32万4497回、年間利用客数は3372万3213人である。ローマに発着する国際線・国内線の大部分を取り扱う、イタリア最大の空港である。空港名はルネサンス時代の科学者レオナルド・ダ・ビンチにちなむ。ローマにはこのほかにチアンピーノ空港が都心部の南東約15キロメートルにあり、近距離の国際線・国内線の発着がある。1990年ローマ・テルミニ駅との間に空港連絡鉄道が開業した。
[青木栄一・青木 亮]
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